2015年07月19日 00:25

玄米に含まれるフィチン酸の栄養効果

 玄米に含まれるフィチン酸には強い抗酸化作用や、体内の様々な毒物を体外に出す排泄排毒作用があります。

 フィチン酸とは、イノシトールにリン酸が結合することで出来るリン酸化合物の一種です。玄米の米糠(こめぬか)に多く含まれています。ミネラルと強く結合し、複合体を形成する性質があり、ミネラルのなかでも特に、銅、亜鉛、コバルト、マンガン、鉄、カルシウムなどに結合しやすいとされています。

 またフィチン酸には、血小板の凝集を抑制する働きがあります。そのため、血液凝固を予防して冠動脈心疾患や血栓症、塞栓症などのリスクを低下させることに期待が持たれています。

 それ以外にも、血中の総コレステロール値が高くなり、血中のミネラルバランスが崩れてしまった状態において、フィチン酸は、偏ってしまったミネラルバランスを正常化する働きや、カルシウム結晶の生成を阻止し、尿中のカルシウムレベルを低下させることから、高カルシウム尿症を予防する効果があると言われています。

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