栄養豊富な玄米
玄米には、ビタミンやミネラルや食物繊維が豊富に含まれています。
玄米に含まれているビタミンは、ビタミンEやビタミンB群(ビタミンB1、B2、ナイアシン、葉酸、パントテン酸)です。
ビタミンB群には、神経機能を正常に保ったり、皮膚や粘膜の健康を維持したりする働きがあります。また、代謝の促進、疲労回復、成長促進といった働きもあるため、免疫機能の維持に必要不可欠な栄養素です。
しかし、ビタミンB群は重要な栄養素であるにも関わらず、加工食品の増加などによって、食事のバランスが崩れることで不足しがちになっています。
ビタミンB群が不足してしまうと、疲れやすくなったり風邪を引きやすくなったりすると言われています。
玄米に含まれている主なミネラルは、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、リン、鉄、亜鉛、銅、マンガンなどです。
その中で白米に比べて特に豊富に含まれているミネラルとしては、カリウム、マグネシウム、リン、鉄、マンガンなどが挙げられます。
白米と比べると、カリウムがおよそ2.6倍、マグネシウム約4.7倍、リン約3倍、鉄約2.6倍、マンガン約2.5倍と、玄米には数倍多くこれらのミネラルが含まれているとされています。
これらのミネラルは必須ミネラルと呼ばれており、人間の体にとって必要不可欠な栄養素です。ミネラルには、血液や骨・歯など体の構成成分となる作用のほか、酵素の働きをサポートする作用などがあります。そのほか、特にカルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどには神経・筋肉機能を正常に保つ作用もあります。
ミネラルの過剰摂取は体に悪影響を及ぼすとされていますが、現代社会ではカップラーメンやファーストフードが流通することで、不足がちになっている傾向があるため、バランスよく補ってあげる必要があります。
ビタミンやミネラル以外にも、玄米には食物繊維が白米の約6倍と非常に多く含まれています。
食物繊維には腸内の発がん物質などの有害物質を排泄して、腸内をきれいにしてくれる働きがあります。腸内環境が整えば整うほど、善玉菌が増えて免疫力効果が期待できるようになります。
また、玄米に多く含まれている不溶性食物繊維には、水分を保持する保水性が高く、胃や腸で水分を吸収して大きくふくらむため、腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を活発にしてくれます。そのため、便通が促されるようになるので、便秘の解消に効果的です。
さらに玄米のような不溶性食物繊維を多く含んでいる食材は口の中でよく噛む必要があり、咀嚼(そしゃく)の回数が増えるため、唾液の分泌量が増加し、満腹感を得やすくなると言われています。そのため、肥満の予防にも効果的だとされています。
しかも、なかなか消化されず胃の中に残る時間が長いため、腹持ちが良くなり、お菓子などの間食などを防ぐことも、食べ過ぎ・肥満を予防する理由に挙げられています。
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